介護士の魅力は、老若男女関係なくキャリアアップできるチャンスがあることです。性別に関して言えば、男性介護士も女性介護士も現場で沢山活躍していますし、男性だから・女性だから不利になるというようなことはなく、性別関係なく活躍できる介護の仕事がたくさんあります。年齢も、介護の仕事は中高年以上の方でも採用してくれる求人は多く、中高年から介護の仕事をはじめて、最終的に介護支援専門員になる方もいます。
施設の求人募集についても35歳以下と条件を設けて募集をしていない事業所もありますので、転職を考えている方は介護業界の求人も見ておくと、応募できる求人が見つかることもあります。ちなみに、業界未経験でこれから介護業界でキャリアを積んでいきたい方は、介護職員初任者研修資格を取得しておくとキャリアパスに有効です。介護福祉施設、ヘルパー派遣事業所等では、応募するためにその資格を条件にしている所もあります。
未経験、無資格でも採用してくれる事業所は存在しますが、高齢者の身体に触れて介護する場合は介護事故のリスクもあるため、知識や経験を積んでもらう意味で職員にその資格取得を推奨しています。また、介護職員初任者研修資格は、それを持っていると仕事がしやすくなるだけではなく、取得後に数年間実務をこなすことで、更にレベルの高い資格の受験資格が得られたりします。持っているだけで介護業界への就職も有利になり、さらにキャリアアップにもなりますので一石二鳥の資格といえます。